TOP > 社会起業家育成セミナー「まちづくりワークショップ」【ファシリテーター養成講座基礎編】
平成18年7月15日(土)、(財)まちづくり市民財団の研究員の方々をお招きし、八戸総合福祉会館にて「まちづくりワークショップ体験セミナー」を開催致しました。
私たちは、このまちの為に必要とされる事業を生み出し、継続させていくためにはファシリテーター(議論の推進役)という役割が今後重要と考えます。八戸青年会議所メンバーとして、今後まちづくりの会議等における意見合意のリーダーや推進役を担う事も考えられ、ワークショップの手法を学び、地域での実践に行かせる人材の育成が必要と考え、今回の開催に至りました。
セミナー内容は@アイスブレーキング、Aブレーンストーミング、BKJ法、Cノミナルグループプロセスの4項目でした。
生年月日や背の高さを使ったコミュニケーションのアイスブレーキングから始まり、ブレーンストーミングとKJ方では「市民がまちづくりに参加するためには」をテーマに意見を出し合いました。KJ法では、模造紙にコンセプトをまとめる際に、各班でのコンセプトのまとめ方が異なり、絵で書いたり渦巻き図形で書いたりと、コンセプトまでのまとめ方とその違いを体験することが出来ました。
ノミナルグループプロセスは、「月に迷ったゲーム」という、遭難した宇宙飛行士が母船へ帰る手段としてどういった道具を重要視するのかを順位付けしてNASAの正解に近づけるものでした。まず、各自が道具の順位をつけ、これを持ち寄り話し合いをしてグループの意見に集約します。話し合いの過程で新たな気づきや意見交換でグループでのコンセプトが生まれ、グループでの項目の順位付けを行ないます。個人の意見とグループでの話し合いの末の意見では、グループでの答えが大体良い結論に導かれており、ノミナルグループプロセスは多くの参加者の力を用いてより良い結論に導くことの出来る手法のひとつであることを実感できました。
セミナーの最後にはこのセミナーの議事録を参加者全員で確認いたしましたが、今回の議事録はイラストを入れたりセミナーの流れを直感的に分かり易く記載するというものでした。単なる議事録と違いイラストでわかりやすく議事録を取る方法は、回数を重ねるワークショップの場合にはとても有効だと感じました。
今回のセミナーは3時間という長い時間に休憩もなく進められたにも関わらず、あっという間に終わりました。今回のような気の知れた青年会議所メンバーでのワークショップと違い初対面の人達で構成されたワークショップとなった場合には、短時間でコミュニケーションを取りやすい環境に整え、飽きさせず、そして参加者全員が発言できる事によって意見を反映させなければならず、ワークショップの手法を学ぶ事により成果が大きく違ってくるのではないかと感じます。
今後、我々青年会議所メンバーはまちづくりリーダーとして市民の方々と多くの議論の場をもって活躍していかなければならないと思います。そこで今回学んだ運営方法とファシリテーターとしての心得を再確認して、ワークショップを開催し成功させることが求められます。
今回のセミナーが市民やメンバーの想いを具現化できるワークショップの助けとなる事を期待したいと思います。この度は遠路からお越しいただいた講師の(財)まちづくり市民財団さん、参加いただいた青年会議所メンバーの方々にお礼を申し上げたいと存じます。本当にありがとうございました。
ひとの魅力創造委員会 委員長 上村克彦